November 20, 2002

今日の一番はRiccoでした。

#8,9 GIです。

修復治療ですから

ラバーダムは必須となります↓。

この#8,9の間のお気楽レジンは

レベルの低い治療をする

歯医者さんによって

何年か前に行われたものです。

レベルの低い治療をする歯医者さんの

お気楽レジンは１０分ほどの間に

穴を開けて詰めるだけですから

簡単に出来ますが、

それが何年か経って虫歯が爆発し、

修復しようとすると

歯を大きく削らねければならず、

アクセスが前からしかできないとなると、

審美的にも問題が起きる

可能性があるのです。

Riccoの場合は、

歯並びも悪くアクセスも

制限されたことから、

矯正で一時的に歯を広げ、

真横からアクセスできる

状況にしてから修復することにしました。

まず#8,9の間にスペースを作ります↓。

#8のお気楽レジンが茶色に変色し、

エナメルとの間に

虫歯が発生しているのがわかります↓。

#9も同様に変色し、

内部では虫歯が大爆発している

雰囲気が漂っています↓。

この角度からですと

#8のレジンが出っ張った

状態であることもわかります↑。

お気楽レジンと虫歯を除去した状態です↓。

これだけ虫歯が大きくなると、

真横からアクセス以外に

審美的に修復するというのは

ほとんど不可能になります↑。

#8の様子です↓。

#9の様子です↓。

#8も9も三分の一ほどの象牙質が無くなりました。

放って置いたらどうなったのか

背筋が寒くなるような

虫歯の大爆発でした。

11/09/02 前歯のレジン術前↑

11/20/02 前歯のレジン術後↑

正面から見てもハッキリとわかった

虫歯が消え去りました↑。

これでRiccoの歯は全てが完治し、

いよいよ矯正も最終局面に向かって

全力投球となります。