April 05, 2009

ジョージ木戸 #1,3 TIFF Del

今日の一番はジョージ木戸でした。

#1,3 TIFF Delです。

今日は治療の前に、

なぜ#2が無くなっているかの復習と、

#1が確かに#2の位置に動いたことを検証します。

まず初診の様子です↓。

09/26/07　初診時の様子↑

診断の結果、

#2はレベルの低いコンチによって

ホープレスになっていて抜歯は決定！

#4は歯列矯正のために抜歯！

ということになりました↓。

09/26/07　歯列矯正のロードマップ↑

そしてBracket Bondingから１年２ヶ月を過ぎると、

計画通りになりました↓。

#2は親知らずで歯を磨こうにも

歯ブラシが届きにくい位置にあり、

G.V. BLACK DENTAL OFFICEに来たときから

表面が脱灰していたので

クラウンになることは決定！

#3も虫歯治療の段階で歯の内部の歯質が

ほとんど残らなかったので

クラウンになることは決定！

していました。

そこで前回Prepをして、

今回TIFF Delとなったので、

修復治療ですからラバーダムは必須になります。

Prepです↓。

マージンが歯の周りを綺麗に一周しています↓。

TIFFのクラウンです↓。

連結されている意味は、

#1の歯根の形態が円錐状であり、

今は良くても今後大丈夫か？

という問いに答えるためです。

G.V. BLACK DENTAL OFFICEで、

第２大臼歯を抜いて、

親知らずを移動する症例を公開し始めてから

１０年近くが過ぎ、日本でも同様なことを

始める矯正医が増えてきましたが、

やったのは良いけれど、その後、

グラグラになって抜けた！という相談が

G.V. BLACK DENTAL OFFICEに

寄せられることを考えても、

歯根の形を判断しての治療計画が

なされていないことがわかります。

連結というのは日本のハイシャさんが多用する

安直な方法の一つとして

非難されるべき治療の場合が多いのですが、

やらなければならない場合には、

しなければならない治療であることを

ジョージ木戸は記憶することにします。

正面から見た様子です↓。

初診に来たときとは、

もう別人のジョージ木戸ですが、

さらなる飛躍はまだまだつづきます。

修復治療（＃１、＃３のクラウン装着）

投稿者：ジョージ木戸

投稿日：2009年 4月 5日(日)20時05分18秒 返信

本日は修復治療

（＃１、＃３のクラウン装着）でした。

＃１の歯根の形状により強度が足りないことから、

＃１と＃２を連結したタイプになりました。

接着剤が完全硬化するまで負荷をかけないように

注意します。

次回もよろしくお願い致します。

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