December 02, 2007

ジョージ木戸
#28,30,31 Amalgam

#28は前回までRCTを行ったので、

白いテンポラリーが詰められています↓。

#29は歯列矯正の治療の一環として抜歯するので、

このままの状態で問題はありません。

#30,31はジョージ木戸の他の歯が

そうであったように歯の内部で

虫歯が大爆発しているのが、

外から見ただけで想像出来る状態です↓。

特に#30はお気楽レジン攻撃を側面から

大規模に受けており見るからに

危機的状況であることがわかります↓。

虫歯のひどい#30,31に焦点を当てます↓。

銀歯のどうでもインレーを除去すると

中は現在進行形の虫歯が大爆発していました。

しかも進行の早い薄茶色です↓。

もうこの時点でかなり神経に近いところまで

虫歯が進行しているので、注意深く

虫歯だけが削れるバーで虫歯を除去すると、

通常は白い粉になって飛び散る感染象牙質が、

進行中の虫歯ということで

腐った木のような状態で削れました↓。

時間をかけて慎重に丁寧に虫歯を除去すると、

あっという間に４０分が過ぎています↓。

虫歯を取りきり、不必要な歯茎を電気メスで

切り取るとこんな感じになりました↓。

非常に長い時間がかかりましたが、

二度と虫歯にならないためには

２時間くらいの治療時間は当たり前なので、

ジョージ木戸はこれからも忍耐が必要になります。

ということで、これでジョージ木戸の

#28,30,31は虫歯フリーとなり

次回からクラウンの治療へと移ります。